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【オートミール】種類「スティールカット・ロールド・クイック・インスタント」オーツの違いとは?

オートミールは、大まかに

  • スティールカットオーツ
  • ロールドオーツ
  • クイックオーツ
  • インスタントオーツ

という4種類に分類されます。

そんなオートミール4種類の特徴をそれぞれまとめていきます。

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スティールカットオーツ

スティールカットオーツは脱穀したオーツ麦(オートミールの主原料)を2~3個に切ったオートミール。

オートミール スティールカットオーツ イメージ
iha31によるPixabayからの画像

日本語では「挽き割りオーツ」とも呼ばれます。

これから紹介する『ロールドオーツ』『クイックオーツ』『インスタントオーツ』とは違い、スティールカットオーツは加熱されていない生の状態のまま販売されているのが特徴です。

食べる際には加熱調理が必要です。

調理には30分以上煮込む必要があり、白米の炊飯と同じorそれ以上に時間がかかります。

また、味は付いていません。

時間も手間もかかりますが、オーツ麦特有の味や食感を楽しみたい方にはオススメの種類です。

スティールカットオーツの主なブランド

スティールカットオーツの主なブランドは<Bob’s Red Mill(ボブズレッドミル)>です。

‎このボブズレッドミルは2009 & 2016 World Oatmeal Champion(世界オートミールチャンピオンシップ 2009 & 2016 優勝)という実績を持つオートミールブランドでもあります。

また、ボブズレッドミルはスティールカットオーツだけでなく

  • 極厚ロールドオーツ
  • オールドファッションドロールドオーツ
  • クイッククッキングオーツ

といったもっと調理が簡単な種類も取り扱っています。

日本ではなかなかスティールカットオーツが販売されていないため、迷ったらボブズレッドミルを試してみるのが良いかと思います。

ロールドオーツ

ロールドオーツは脱穀したオーツ麦を蒸してからローラーで平たく伸ばしたオートミール。

オートミール ロールドオーツ
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

「押し麦」と言えば分かりやすいでしょうか。

ロールドオーツは『蒸す』という過程により加熱処理をしてあるのが特徴です。

加熱済みなので生の状態で食べてもOK。

しかし、ロールドオーツは基本的には加熱してから食べるもので、加熱調理をして食べた方が美味しいかと思います。

また、味は付いていません。

加熱は電子レンジOKです。

加熱時間は500W・1分ほどなので思い立ったらすぐに食べられる気楽さも特徴ですね。

ロールドオーツの主なブランド

ロールドオーツの主なブランドには

  • こめたつ 自然の蔵
  • 日本食品「プレミアム ピュア トラディショナルオートミール」
  • ナチュラルキッチン

などがあります。

ロールドオーツはインターネット販売では広く流通しています。

スーパーマーケットでも取り扱いのある店舗が増えており、探してみると案外見つかりますよ。

<ロールドオーツオートミールの商品3選>

クイックオーツ

クイックオーツは↑の『ロールドオーツ』を細かく砕いたオートミール。

オートミール クイックオーツ
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

ロールドオーツをより調理しやすく、食べやすくしたオートミールです。

ロールドオーツと同じく加熱してあるので生の状態で食べてもOK

電子レンジで加熱してもOKです。

ただし、スティールカットオーツ・ロールドオーツと同様に味は付いていません。

味が付いていなくても食べられますが、ほぼ無味なので、味付けなしではおかずがないと食べ憎いかと思います。

クイックオーツの主なブランド

クイックオーツの主な製品には

  • こめたつ 自然の蔵
  • あお季の杜(あお季ホールディングス)
  • 日本食品「日食オーツ(クイッククッキング)」

などがあります。ロールドオーツ・インスタントオーツに比べると商品数は多くありません。

<クイックオーツオートミールの商品3選>

インスタントオーツ

インスタントオーツは『ロールドオーツ』を調理してから乾燥させたオートミール。

オートミール インスタントオーツ
写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

インスタントオーツは『インスタント』という名の通り、簡単に食べられるオートミールです。

その特徴はロールドオーツをさらに加熱していること。

加熱済みなので食べる時に再び加熱する必要はありません。

さらに、加熱によりオーツ麦の「デンプンがアルファ化」しているため、食べる時に加熱しなくても消化しやすくなっているのも特長の1つ。

デンプンのアルファ化

加熱することにより、デンプンが柔らかく、消化しやすい形状に変化すること。
詳しくはこちらのページを確認してみてください。

また、インスタントオーツの中には味が付いているものもあり、そのままでも食べやすくなっています。

牛乳・豆乳などをかけ、ふやかしただけで食べられる簡単さも魅力ですね。

ただし、インスタントオーツである日本食品「プレミアム ピュア オートミール」のパッケージには

既に加熱処理しているので、そのままお召し上がりいただけますが、お粥状に調理するとオートミールが柔らかくなり、消化しやすくなります。

と記載されています。

整腸作用や腸活のためにオートミールを食べたい、という方は加熱してから食べることがオススメです。

また、インスタントオーツは食べやすい分、オートミール特有の味・風味が感じられにくいというデメリットもあります。

クセがない分食べ慣れていない方でも食べやすいですが、オートミール好きな方にとっては物足りないかもしれませんね。

インスタントオーツの主なブランド

インスタントオーツの主なブランドは、↑でご紹介した<日本食品(プレミアム ピュア オートミール)>の他にも

  • ケロッグ
  • トップバリュ

など大手メーカーが手がけており、近所のスーパーでも手に入りやすいのが特長です。

<表で確認>オートミールの種類

4種類のオートミールの特徴を一目で分かる表にしてみました。

種類加熱処理食べ方味付け
スティールカットオーツ×30分以上の加熱が必要なし
ロールドオーツ基本的に加熱する
生でも食べられる
なし
クイックオーツ生食OKなし
インスタントオーツ生食OK一部あり
オートミールの種類別特徴

オートミールと一口に言っても特徴は全く違います。

商品を購入する際は、パッケージをしっかり確認し、オートミールの種類に合った食べ方で美味しくいただきましょう。

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