ダイエットに効果的とされる機能性表示食品「有糖炭酸飲料」についてまとめました。
ダイエット中でも甘い炭酸飲料が飲みたい!
そんな方にオススメの、甘さと飲みごたえ、そしてダイエットに効果が期待できる成分が含まれた炭酸飲料を紹介しています。
キリン「メッツ プラス レモンスカッシュ」
キリン「メッツ プラス レモンスカッシュ」は『難消化性デキストリン』により、食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、食後の血中中性脂肪の上昇を穏やかにする働きが期待できます。
『難消化性デキストリン』は、食事から摂取した脂肪が体内で吸収されるのを阻害。
体内で吸収させず、そのまま体外への排出をサポートしてくれます。
その働きにより、食後の血中中性脂肪の上昇がおだやかになるため、脂肪が付きにくい体作りをサポートしてくれるのですね。
| 関与成分 | 難消化性デキストリン (食物繊維として) |
| 配合量 | 5g(480mlあたり) |
| 効果 | 血中中性脂肪の上昇をおだやかに |
| 1日あたりの摂取目安量 | 480ml |
| エネルギー | 0kcal |
| 糖質含有量 | 1.7g |
『難消化性デキストリン』は水溶性食物繊維の一種です。
主原料は植物由来のトウモロコシデンプン。
その名前通り『消化されにくい』という特徴を持ちます。
消化されにくい、というのは体内で糖として吸収されないということ。
糖として吸収されないものの、いっしょに摂取した糖や脂肪の吸収をゆっくりにしたり、大腸で善玉菌のエサになったりと、よい働きをたくさんしてくれるのが特徴です。
そんな難消化性デキストリンの働きは
- 大腸での整腸作用
- 脂肪の吸収を抑えて食後の血中中性脂肪上昇をゆるやかにする
- 糖の吸収を穏やかにして食後血糖値の上昇を緩やかにする
といったもの。
『難消化性デキストリン』は関与成分として、数多くのトクホや機能性表示食品に使用されています。
2025年9月現在、特定保健用食品(トクホ)として販売されているコーラ飲料の関与成分は、いずれもこの『難消化性デキストリン』となります。
届出表示:本品には難消化性デキストリン(食物繊維)が含まれます。難消化性デキストリンは、食事から摂取した脂肪の吸収を抑えて排出を増加させるため、食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにすることが報告されています。
キリン メッツ プラス レモンスカッシュ
本品は、脂肪の多い食事を摂りがちな方、食後の血中中性脂肪が気になる方に適した飲料です。
「メッツ プラス レモンスカッシュ」は、スッキリとした甘味が特徴の炭酸飲料です。
強炭酸×レモンの爽やかさで飲みごたえは抜群!
脂っこい食事にもよく合うスッキリとした飲み口が特徴となります。
カロリーゼロなので罪悪感なくゴクゴク飲めるのも魅力でしょう。
キリン×ファンケル「カロリミット アップルスパークリング リフレッシュ」
キリン×ファンケル「カロリミット アップルスパークリング リフレッシュ」は『難消化性デキストリン』の働きにより、食事から摂取した脂肪の吸収を抑える働きが期待できます。
『難消化性デキストリン』は脂肪や糖の体内への吸収をゆっくりにするため、
- 食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかに
- 食後の血糖値の上昇をおだやかに
という2つの効果が期待できます。
さらに、吸収を抑え、体外への排出をサポートするので、体内に脂肪・糖が溜まりにくくなります。
また『難消化性デキストリン』は食物繊維なので、おなかの調子を整える効果も期待できますよ。
| 関与成分 | 難消化性デキストリン |
| 配合量 | 5g |
| 効果 | 脂肪・糖の吸収を抑える |
| 1日あたりの摂取目安量 | 500ml |
| エネルギー | 26kcal(500ml) |
| 糖質含有量 | 5g |
| 果汁 | 10%未満 |
●届出表示:本品には難消化性デキストリン(食物繊維として)が含まれています。難消化性デキストリン(食物繊維として)には、食事から摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能があることが報告されています。
キリン×ファンケル カロリミット アップルスパークリング リフレッシュ
青リンゴ・赤リンゴという2つのリンゴの甘酸っぱい味わいが特徴!
食事にも合う、スッキリとしたフルーツ炭酸水です。
そのまま飲むのはもちろんですが、お酒の割り材にもピッタリの炭酸飲料となります。
食事といっしょに楽しむなら缶の「カロリミット アップルスパークリング」
「カロリミット アップルスパークリング」は缶タイプの機能性表示食品・炭酸飲料です。
ペットボトル「カロリミット アップルスパークリング リフレッシュ」との違いはカロリーが0kcalであること!
また、糖質量も350mlあたり1.8gと少なめです。
関与成分は『難消化性デキストリン』、その配合量は5gと変わりません。
| 関与成分 | 難消化性デキストリン |
| 配合量 | 5g |
| 効果 | 脂肪・糖の吸収を抑える |
| 1日あたりの摂取目安量 | 350ml |
| エネルギー | 0kcal(350mlあたり) |
| 糖質含有量 | 1.8g(350mlあたり) |
| 果汁 | 無果汁 |
缶タイプの「カロリミット アップルスパークリング」はノンアルコール飲料ではありませんが、ノンアルコールのスパークリングワイン感覚で楽しめる製品となります。
リンゴの味がしっかりしているものの、甘さは控え目。
スッキリとした飲み口なので、食事のお供にピッタリの炭酸飲料ですよ。
明治「VAAMヴァームスマートフィットウォータースパークリング」
明治「VAAMヴァームスマートフィットウォータースパークリング」は『ARFアミノ酸』により、運動することによって体脂肪を減らす効果が期待できます。
『ARFアミノ酸』は身体活動、つまり運動を行うことにより、BMIが高めの方の脂肪の代謝アップに効果が期待できます。
脂肪の代謝アップとは、脂肪の分解と消費を増やすということ。
この働きにより、体脂肪をより減らす働きが期待できるとのことです。

運動による脂肪の燃焼をアップ、という効果は珍しいですね。普段からスポーツをしている方にオススメですよ。
| 関与成分 | ARFアミノ酸 |
| 配合量 | 1500mg |
| 効果 | 運動時の脂肪燃焼をサポート |
| 1日あたりの摂取目安量 | 500ml |
| エネルギー | 0kcal |
| 糖質含有量 | (炭水化物として)3g |
『ARFアミノ酸』はアラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物という3種類のアミノ酸から構成されています。
「ヴァームスマートフィットウォータースパークリング」に含まれるこれら成分の内訳はこちら↓。
- アラニン:375mg
- アルギニン:375mg
- フェニルアラニン:750mg
アラニン:アルギニン:フェニルアラニン=1:1:2という配合バランスにもこだわり、脂肪分解力をアップさせています。
届出表示:本品には3種類のアミノ酸から構成されるアラニン・アルギニンフェニルアラニン混合物が含まれます。アラニン・アルギニン・フェニルアラニン混合物には、身体活動との併用によりBMIが高めの方の脂肪の代謝(脂肪の分解と消費する力)をさらに上げ、体脂肪をより減らす機能があることが報告されています。
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「VAAMヴァームスマートフィットウォータースパークリング」はレモン味の微炭酸飲料です。
炭酸が弱いため、強い炭酸の刺激が苦手な方でも飲みやすいのが特徴。
運動前や運動中でもゴクゴク飲めます。
もちろん日常のリラックスシーンにもオススメです。
この「ヴァームスマートフィットウォータースパークリング」は2025年9月を以て販売終了となります。
【まとめ】有糖「炭酸飲料」の成分を比較すると?
ここまで紹介した有糖「炭酸飲料」の関与成分やその効果を比べてみました。
| レモンスカッシュ | アップルスパークリング | VAAM | |
|---|---|---|---|
| 関与成分 | 難消化性デキストリン | 難消化性デキストリン | ARFアミノ酸 |
| 含有量 | 5g(490mlあたり) | 5g(500mlあたり) | 1500mg |
| エネルギー | 0kcal | 26kcal | 0kcal |
| 糖質量 | 1.7g | 5g | 3g(炭水化物) |
メーカーが同じ「メッツ プラス レモンスカッシュ」と「カロリミット アップルスパークリング リフレッシュ」の関与成分は同じ『難消化性デキストリン』でした。
「VAAMヴァームスマートフィットウォータースパークリング」の関与成分は3種類のアミノ酸となります。
また「カロリミット アップルスパークリング」にはお酒代わりにも飲みやすい缶タイプもあり、シーンごとに飲むタイプを選べるのが面白いポイントでしたね。

甘い炭酸飲料が飲みたい!もダイエットも両立できる、有糖炭酸飲料についてまとめました。


