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バターはダイエットに効果的?メリットは低糖質、デメリットは高カロリー&高脂質だけど実際は?

「バターはダイエットに効果的」という驚きのウワサがあります。

この「バター=ダイエット向き」という情報、果たして本当なのでしょうか?

バターがダイエット向きという情報の真偽と、そんな情報が流れるきっかけについてまとめました!

「バター=ダイエット向き」は本当なのか?

マーガリン margarine バター
DmitriyによるPixabayからの画像

「バター=ダイエット向き」は摂りすぎさえ気を付ければ本当です。

『摂りすぎなければ』という部分が重要ですが、バターはダイエットに効果的と言われています。

そんな「バター=ダイエット向き」と言われる理由をまとめました。

バターは低糖質

バターには100gあたり0.2gしか糖質が含まれません。

1食あたりの使用目安は10gほどなので、バター1食あたりの糖質では0.02gとなります。

そのため、バターは糖質制限ダイエットにピッタリ!と言われています。

酪酸が脂質燃焼をサポート

バターには脂肪の分解をサポートする短鎖脂肪酸・酪酸(らくさん)が含まれます。

この酪酸には脂肪の代謝を活性化し、体内に溜まった脂肪を分解するという働きがあります。

さらに、酪酸は腸内の悪玉菌の増殖を抑制する働きも。

悪玉菌が増えにくくなり、善玉菌が増えることで腸内環境が整い、痩せやすい体になると言ったメリットもあります。

脂質が多いバターですが、含まれる酪酸により脂肪の燃焼が促進されるため、結果的にダイエットにつながると言われるのですね。

酪酸がダイエットに効果的!詳しくはこちら≫

そもそも「バター」とは?

バターとは生乳(牛乳)の乳脂肪のかたまりです。

バター butter
congerdesignによるPixabayからの画像

牛乳から脂肪分のみを取り出し、固めたものとなります。

ミルクのコクがあり、香りも豊かなので、料理に使うと旨みがアップ!

しかし、近年は原材料である牛乳の価格高騰などで価格がどんどん上がり、ここ20年ほどで価格が倍近くに上がっています。

庶民は気軽に使える存在ではなくなっていますよね・・・。

バターは低糖質だけど・・・

糖質がほとんど含まれないバターですが、その代わりたっぷり含まれているのが『脂質』。

そもそも、バターは日本農林規格(JAS)により乳脂肪分が80%以上と規定されています。

つまり「乳脂肪分が80%未満のものはバターではない!」と決められているのです。

したがって、必ずバターは乳脂肪分、つまり脂質が全体の80%を占めています。

バター100gあたりの脂質は80g以上です。

バターの摂りすぎは脂質の摂りすぎに直結!

いくら糖質が含まれていなくても、脂質を摂り過ぎれば普通に体重が増えるので気を付けましょう。

当然ですが、バターはハイカロリー

バターのカロリーは100gあたり700kcalとなります。

1食分の目安である10gあたりでも70kcal。

バターを塗って食べることが多い食パンのうち、6枚切り食パンは1枚あたり約150kcalとなり、バターを塗って食べるとそれだけで220kcalほどとなります。

20代の女性の場合、推定エネルギー必要量は2000kcal前後。

よって、バターを塗った食パン1枚で1日あたりの1/10以上を摂取してしまう計算になります。

2枚食べたら1/5以上、1日に必要な量の20%を超えてしまいます。

花緒
花緒

バターだけが太る原因ではありませんが、太る理由の1つにはなりそうですね・・・。

バターとマーガリンはどちらがダイエット向きか?についてまとめた記事はこちら≫

バターのダイエット活用法

ここからはバターのダイエット活用法をまとめます。

バターをフライパンで熱する
Alexander Fox | PlaNet FoxによるPixabayからの画像

食べ過ぎ予防に「個包装」を選ぶ

バターのダイエット活用法、その1は「個包装を選ぶ」です。

300~400gなどかたまりで販売されていることが多いバター。

使うときに1回1回切り分けるなど、若干面倒が多いですよね。

この切り分けの時、つい大まかに適当に切ってしまっていませんか?

「ちょっとくらい多いけどいいかな~」というその甘えを捨てるため、個包装のバターを選ぶのがオススメです。

1包装あたり10gのバターなら、1つで1日分と目安を立てやすいのがポイント。

ちょっと割高ですが、使い過ぎ防止には効果的です。

1日の摂取上限は「15g」を目安に

バターのダイエット活用法、その2は「1日の摂取上限は15g」です。

できれば1日あたり15gまでに量を抑えるのが理想と言えます。

バター15gあたりのカロリーは105kcal。

バターのみで摂るカロリーは100kcal未満に抑えるのが理想なので、15g未満に制限するのが良いでしょう。

バターそのものだけでなく、市販の洋菓子などに含まれる量も意識することが大切です。

朝食を「バターコーヒー」に置き換える

バターのダイエット活用法、その3は「朝食をバターコーヒーに置き換える」です。

『バターコーヒー』とはMCTオイル(中鎖脂肪酸)とグラスフェッドバターを加えたコーヒーです。

※グラスフェッドバターとは牧草(グラス)のみを餌(フェッド)として与えた牛から採れる生乳から作られるバターのこと。

脂肪の蓄積を抑える中鎖脂肪酸は、消化・吸収が早く、エネルギーになりやすいというメリットがあります。

さらに、悪玉コレステロールを減らす不飽和脂肪酸を豊富に含むグラスフェッドバターを摂取することで、生活習慣病の予防にも効果が期待できるとのこと。

ご飯やパンなどの代わりとしてバターコーヒーを飲むことで、糖質の代わりに体脂肪がエネルギーとして使われます。

そして結果的に脂肪の燃焼がサポートされるのです。

しかし、唐突に朝食をバターコーヒーのみに切り替えるのはキツいので、糖質の量を段階的に減らしていき、最終的に切り替えることを目指しましょう。

【まとめ】バターとダイエットの関係について

  • バターは低糖質&脂肪の燃焼をサポートするためダイエット向きと言われている
  • カロリーは100gあたり700kcal、全体の80%以上が脂質なので摂りすぎるとダイエットには逆効果
  • 摂取目安は1日あたり15g未満、食べ過ぎ防止には個包装のバターがオススメ
  • バターコーヒーを朝食に置き換えるダイエット方法がある

ここまで、バターはダイエットに効果的なのか?について掘り下げました。

結果は「食べ過ぎなければ」という大前提付きでダイエットに効果は期待できるというものでした。

いくらダイエット向きと言ってもバターは脂肪です。

食べ過ぎず、摂取上限15gを目安に摂っていくことを心がけましょう。

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